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アーティスト クラシック

トーマス・ハンプソン (Thomas Hampson)

トーマス・ハンプソン (Thomas Hampson)

レーベル :  Strategic Marketing

 今日もっとも尊敬を集め、引っ張りだこのソロイストの1人であるトーマス・ハンプソンは、その多彩な才能や革新的な解釈で認められている。ハンプソンはワシントン州スポーカンで育ち、マリエッタ・コイル、エリザベート・シュヴァルツコップ、マーシャル・シンガー、ホースト・ギュンターらに学んだ。その業績の幅広さは、オペラ、歌曲、レコーディング、研究、教育などにわたり、国際的キャリアを積み重ねて、ほぼすべての世界最高峰の歌劇場やコンサートホールに出演を果たしている。  ハンプソンのオペラ役はモンテヴェルディから、モーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、さらにはブリテンやヘンツェと並外れて広い。最近の名演としては次のような作品のタイトル・ロールがあげられる。ロッシーニ《ウィリアム・テル》(ウィーン)、チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》(ウィーン、パリ、NY・メト、ベルリン)、作曲者自身の編曲によるものの上演の稀なバリトン版のマスネ《ウェルテル》(NY・メト)、ブゾーニ《ファウスト博士》(ザルツブルク、NY・メト)、アムブロアーズ・トマ《ハムレット》(パリ、トゥールーズ、サンフランシスコ)、ヴェルディ《マクベス》(チューリッヒ)、モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》(ザルツブルク)、ヴェルディ《シモン・ボッカネグラ》(ウィーン、チューリッヒ)、またそこには、チェルハ《シュタンフェルトの大男》の世界初演のタイトル・ロールも含まれる。  その他に認められてきた役柄として次のようなものがある。ヴェルディ《椿姫》のジェルモン父(チューリッヒ、NY・メト)、ワグナー《タンホイザー》のヴォルフラム(チューリッヒ、ロンドン)、ヴェルディ《ドン・カルロ》のポーザ侯爵(パリ、ロンドン、NY・メト、ザルツブルク)、グルック《トーリードのイフィジェニー》のオレスト(ザルツブルク)、《パルジファル》のアンフォルタス(パリ、ロンドン)、R・シュトラウス《アラベラ》のマンドリカ(パリ)、そして1994年のサンフランシスコでの世界初演に際し役作りをしたコンラッド・スーザ作曲フィリップ・リテル台本《危険な関係》のヴァルモン子爵などである。  2003年のシーズンは以下の演目に出演予定である。《タイス》(シカゴ・リリック・オペラ、1月)、《ウィリアム・テル》(パリ・バスティーユ・オペラ、3月及び4月)、《タンホイザー》(ロンドン・ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)、《椿姫》(ベルリン国立歌劇場、4月)、《シモン・ボッカネグラ》(ウィーン国立歌劇場、5月、9月、12月、チューリッヒ歌劇場、7月)、《ドン・ジョヴァンニ》(ウィーン国立歌劇場、6月、ザルツブルク音楽祭、8月)《シュタインフェルトの大男》(ウィーン国立歌劇場、12月)。加えてシカゴ、ワシントン、フィラデルフィア、ニューヨーク、ピッツバーグ、ウィーン、ベルリン、ザルツブルク、アムステルダム、東京でリサイタルが予定されている。  ハンプソンはその音楽性と、感性豊かな解釈で、今日の第一線の指揮者たちから選ばれるソロイストであり、同時にリサイタリストとしても、歌の語法や言語やスタイルの豊かな多様性を探求するプログラムを入念に構想し、最も傑出したピアニストたちの伴奏で歌ってきた。また歌唱芸術への取り組みをさらに広げ、教育のみならずレパートリー研究やマルチ・メディアのためのプロジェクトの企画なども行っている。例として、ヘッセン放送アルテ・ネットワークのために制作したスティーヴン・フォスターの音楽に関するパフォーマンス・ドキュメンタリー「心からの声」や、1997年1月にWNETのシリーズ番組「名演奏」で放映され、センセーショナルな成功を収めた、アメリカの歌の文化的コンテクストを集めたプログラム「アメリカの歌声が聞こえる」がある。このテーマは 2001年のザルツブルク音楽祭でも、アメリカ詩の背景を扱った「ハンプソン・プロジェクト―アメリカの歌声が聞こえる」コンサート・シリーズで継続して取り上げられた。トーマス・ハンプソンはロンドンでも、1998年春のバービカン・センターのコンサートでこのテーマに取り組み、アメリカ文化を芸術全般を通して探求する「インヴェンティング・アメリカ」シリーズにおいて、アイヴス、バーンスタイン、カーターなどの作品を歌っている。  同世代で最も多産で様々なレコーディングを行ってきたアーティストの1人であるトーマス・ハンプソンがEMIクラシックスで行った数々の録音は、その声の多様な能力を存分に示している。1997年にはEMIの最優秀アーティストに選ばれている。録音には次のようなものがあげられる。グノー《ファウスト》でのヴァランタン、絶賛を浴びたEMIクラシックスのベルナルト・ハイティンク指揮リング・チクルスの中の《神々の黄昏》におけるグンター、アンブロアーズ・トマ《ハムレット》やロッシーニ《セヴィリヤの理髪師》のタイトル・ロール、受賞レコーディングとなったアントニオ・パッパーノ指揮による《ボエーム》や《ドン・カルロ》でのマルチェッロやポーザ侯爵、ロッシーニやマイアベーアの音楽のリサイタル・ディスク、ハイネの詩に曲をつけたシューマンの歌曲やドイツのオペラ・アリア、コール・ポーターやクルト・ヴァイルに捧げたアルバムを含む数々のアメリカの歌、《アニーよ銃をとれ》や《キス・ミー、ケイト》の全曲録音、そして、フランツ・ヴェルザー=メスト指揮のレハール《メリー・ウィドウ》のグラインドボーン音楽祭ライヴ録音である。  1997 年8月には、ヴォルフガング・サヴァリッシュと組みEMIクラシックスのために録音を行ったシューベルト《冬の旅》が発売された。また、ラトルとバーミンガム市交響楽団と共演して絶賛を浴びた《大地の歌》も同年初頭に発売されている。そのほかにも、1998年7月に発売されたサー・サイモン・ラトル及びバーミンガム市交響楽団との共演によるウォルトンの《ベルシャザールの饗宴》と《交響曲第1番》のディスク、1999年7月発売のフランツ・ヴェルザー= メスト指揮ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団とのオペレッタ・アルバム等がある。  ハンプソンはまた、EMIクラシックスが録音したバーンスタイン《素晴らしい町》でサー・サイモン・ラトルやバーミンガム現代音楽グループと共演している。このアルバムは1999年7月にリリースされ、1999年度ドイツ・シャルプラッテン批評家賞を受賞した。続けてラトル及びバーミンガム市交響楽団とのシマノフスキー《ロゲル王》の録音が 1999年8月にリリースされ、これも2000年度セシリア賞や名誉あるアカデミー・ディスク・リリック賞をはじめ多くの賞に輝いている。1999年10 月にはアントニオ・パッパーノ、ロベルト・アラーニャ、アンジェラ・ゲオルギューらと共演したマスネ《ウェルテル》を発売。1999年11月にはEMIフランスからプラッソンの指揮でアンネ・ゾフィー・フォン・オッターとともにデュリュフレの《レクイエム》をリリースし、2000年ディアパソン・ドール賞を受賞。2000年4月にはアルバム「ヴェルディ・オペラ・アリア集」をオーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトメントと録音し、2001年2 月に発売した。2001年7月にはアントニオ・パッパーノ指揮ロンドン交響楽団の伴奏でロベルト・アラーニャと共演したプッチーニ《ミサ・ディ・グローリア》、2002年8月にはパッパーノ、アラーニャ、ゲオルギューと共演したヴェルディの《イル・トロヴァトーレ》のリリースがあった。最新の録音には《カルメン》や、サー・サイモン・ラトル指揮のベートーヴェンの交響曲全集がある。  ハンプソンのほぼすべての録音が音楽界から賞を授与されている。その中には6度のグラミー賞ノミネーション、2度のエジソン賞、1994年の3つのグラモフォン賞、1992年ヌーヴェル・アカデミー・ディスク大賞、ディスク大賞、1994年シャルル・クロ・アカデミー・ディスク・リリック賞などがあり、また、最近のマーラーの録音に対して、名誉あるトブラッハー賞も与えられた。レコーディングへのこれらの名誉に加え、ナショナル・アーツ・クラブ・アメリカからの1997年音楽・教育功労表彰、カンヌ・クラシカル賞1994年度最優秀男性歌手、ドイツ批評界からの1994年度最優秀男性歌手エコー賞、クラシカル・ミュージック賞1993年度最優秀男性歌手、ミュージカル・アメリカ誌1992年度最優秀歌手、ミュンヘン・アーベントツァイトゥング紙1992年度星賞、ミュージック・アカデミー・オブ・ザ・ウェストの第1回優秀同窓生賞、ロンドン王立音楽院の名誉会員、ウィトワース・カレッジ名誉音楽博士号、誰もが切望するウィーン宮廷歌手の称号、フランス芸術文芸シュヴァリエ勲章、ホワイト・ハウスでの招待演奏の栄誉等がある。

配信一覧

  • レコチョク
  • iTunes
  • amazon MP3
  • mora

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NEW RELEASE

【クラシック決定盤 498 マイアベーア&ロッシーニ:歌曲集】

2007年03月21日発売

TOCE-13498 1,300円(税込)

1984年にデビュー・リサイタルを行い、86年に「フィガロの結婚」の伯爵役でニューヨーク・メトロポリタン歌劇場に華々しくデビュー、以来、欧米で大活躍していた頃のハンプソン、91年のレコーディングです。 今ではあまり聴く機会のない曲ばかりですが、19世紀半ばのパリで絶大な人気を誇ったというマイアベーアとロッシーニの魅力が、充分に味わえる、充実した内容です。 ハンプソンの歌唱も若さに加え、数多くの舞台で会得した音楽家としてのスケールを感じさせる、円熟味も帯び始めた素晴らしいものとなっています。 (バリトン)トーマス・ハンプソン (ピアノ)ジェフリー・パーソンズ

[CD]収録曲一覧

1

ドイツ語歌曲:おいで

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2

ドイツ語歌曲:心の花園

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3

ドイツ語歌曲:ミーナ

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4

ドイツ語歌曲:あの歌がひびくのを聞くと

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5

ドイツ語歌曲:ばらを、百合を、鳩を、太陽を

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6

ドイツ語歌曲:彼女と私

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7

ドイツ語歌曲:人間ぎらい

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8

フランス語歌曲:ヴァンデの刈り入れ人の歌

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9

フランス語歌曲:軽やかな小舟

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10

フランス語歌曲:のみの親方の歌

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11

フランス語歌曲:シチリアーノ

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12

フランス語歌曲:死にゆく詩人

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13

フランス語歌曲:死にゆく者のベッドの傍らで

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14

フランス語歌曲:ナポリの貧民

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15

フランス語歌曲:赤ん坊の歌

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16

イタリア語歌曲:ゴンドラの舟遊び

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17

イタリア語歌曲:非難

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18

イタリア語歌曲:アヴェ・マリア

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19

イタリア語歌曲:最後の思い出

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