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アーティスト クラシック

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ (Mstislav Rostropovich)

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ (Mstislav Rostropovich)

レーベル :  Strategic Marketing

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチは国際的な賞賛を浴び、世界で最も偉大な現存のチェリストと認められている。記憶に残る演奏を数知れず行い、また世界中の主要な作曲家たちを刺激し、彼のために特別に作曲され献呈された作品によってチェロのスタンダード・レパートリーを拡充してきた。そこにはブリテン、ブリス、ハチャトゥリアン、ルストワフスキ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチらの作品が含まれる。ロストロポーヴィチは、1952年にプロコフィエフの《チェロ協奏曲第2番》、1959年と1966年にショスタコーヴィチの2つの《チェロ協奏曲》、1964年にブリテンの《チェロ交響曲》、 1970年にブリスの《チェロ協奏曲》の各初演でソロ奏者を務めた。彼に捧げられた現代作品はいまや170を超えている。レパートリーはバロックから古典派やロマン派、そして前衛主義にまで及ぶ。チェリストとしてロストロポーヴィチは、圧倒的なテクニックと、情熱や洞察力に富んだ演奏で知られている。  ロストロポーヴィチは1927年アゼルバイジャンのバクーに生まれた。4歳で母親にピアノを、すぐ後に父親にチェロを習いはじめる。父親のレッスンはモスクワ中央音楽学校でも続けられ、ついでモスクワ音楽院に進みチェロをセミヨン・コゾルポフに師事した。音楽院での彼の教師には他にショスタコーヴィチもいた。ロストロポーヴィチはチェロとピアノに加え、指揮の勉強にも手を染める。1940年に初めて公のコンサートを行うと、またたく間に偉大な可能性を秘めたアーティストとして認められ、1945年にはソ連のいくつかのコンクールで賞を受賞した。またプラハ(1949年および1950年)やブダペスト(1949年)の国際コンクールでも優勝を勝ち得ている。1951年にはバッハの《無伴奏チェロ組曲》の演奏で、当時ソ連で最高の栄誉であったスターリン賞を受賞。大戦終結後、その名声は主にレコードを通じてソ連国外に一躍広まり、西側諸国でツアーを開始した時には、すぐにロストロポーヴィチが、半世紀以上にわたり至高のチェリストとして君臨した偉大なパブロ・カザルスの当然の後継者であることが明らかとなった。  1955年にロストロポーヴィチはモスクワ・ボリショイ劇場を代表するソプラノ歌手であったガリーナ・ヴィシネフスカヤと結婚。彼女のオペラの才能は劇場の舞台では広く知られていたものの、ロシア歌曲の有数の歌い手としてコンサートやレコードを通じて世界の聴衆に紹介されたのは、ロストロポーヴィチとの共演によるところが大きかった。ロストロポーヴィチのピアノの才能は注目を集め、ムソルグスキーの《死の歌と踊り》をはじめとする幅広い歌を夫人とともに演奏している。ロストロポーヴィチとヴィシネフスカヤの名前は、世界で最も素晴らしい有名なパートナーシップのひとつの典型を示すものとなり、またロストロポーヴィチはいまやピアノ伴奏者としても高く評価されている。彼はまた、エミール・ギレリス、レオニード・コーガン、スヴャトスラフ・リヒテル、ウラディミール・ホロヴィッツ、マルタ・アルゲリッチ、ダヴィド・オイストラフといった音楽家たちの室内楽のパートナーを務めている。  ロストロポーヴィチがEMIクラシックスと行った最初の録音は、1956年のミャスコフスキーの《チェロ協奏曲》であり、それ以来EMIと緊密な関係にある。これまでにベートーヴェン、ブロッホ、ボロディン、ブラームス、デュティユ、ドヴォルザーク、グリンカ、ハイドン、ハチャトゥリアン、ルトスワフスキ、ミャスコフスキー、ムソルグスキー、プロコフィエフ、リムスキー=コルサコフ、サン=サーンス、シューマン、ショスタコーヴィチ、リヒャルト・シュトラウス、チャイコフスキーらの作品を録音し、チェリスト、指揮者、伴奏者と様々な役割で演奏を行っている。これら貴重な録音は1995年に、『ロストロポーヴィチ・エディション』としてEMIクラシックスからリリースされた。  ロストロポーヴィチはいまなお世界で最も引っ張りだこのレコーディング・アーティストのひとりとして活躍している。EMIクラシックスは1995年にバッハの《無伴奏チェロ組曲》の録音をリリースした(CD、レーザーディスク、ビデオ)。チェロの至宝のレパートリーを取り上げたこの歴史的録音は、世界中ですでに25万枚以上が売れている。1995年2 にはシュニトケの《3人組の協奏曲》をレコーディング。その録音にはユーリ・バシュメットとギドン・クレメールが参加し、1996年4月にリリースされている。1996年7月、EMIクラシックスはロストロポーヴィチ指揮のロンドン交響楽団で、チャイコフスキー《ロココの主題による変奏曲》、サン=サーンス《チェロ協奏曲第1番》、フォーレ《エレジー》、ブルッフ《コル・ニドライ》を録音した。ソロ奏者は、ロストロポーヴィチの生徒で13歳の神童ハンナ・チャン。これは彼が他のチェリストを指揮した最初の録音となった。1997年には“ロシアン・イヤーズ”と称される1950年から74年の間におけるロシアでの録音を集めた真に歴史的なコレクションをリリースした。このコレクションは、前世紀の多くの偉大な作曲家たちと実現された比類なき創造的コラボレーションを証言するのみならず、アーティスト自身へのトリビュートでもあり、その驚嘆すべき技術力や解釈力が輝ける類い稀な絶頂期の時点で捉えられている。  2000 年4月にリリースされた最近のディスクでは、25歳にして世界を代表するヴァイオリニストのひとりと考えられているマキシム・ヴェンゲーロフをマエストロ・ロストロポーヴィチが指揮し、ストラヴィンスキー、シチェドリン、チャイコフスキーら一連のロシア作品を取り上げた。先のハンナ・チャンとの共演については英タイムズ紙が、「大いに魅力的なパートナーシップ」を共に築きあげたと記し、「若きチェリストは、偉大なチェリスト兼指揮者であり再び少年のように若返りした長老から英知を引き出しているように思われた」と述べている。  彼は1961年にゴルキーで指揮者デビューをして以来、指揮者としても世界の主要オーケストラのほとんどに出演し、絶賛を勝ち得ている。また同時に、《スペードの女王》《エフゲニー・オネーギン》《ムツェンスクのマクベス夫人》《トスカ》をはじめとするオペラの指揮や録音も少なくない。1977年からはワシントン・ナショナル交響楽団の音楽監督を務めている。英国ではロンドン交響楽団(LSO)や他の主要オーケストラに定期的に出演している(英国での指揮者デビューは1974年)。ロンドン交響楽団は、ロンドンの音楽生活に絶大なインパクトを与えている数々の主要な音楽祭を通じて、ロストロポーヴィチと緊密な関係を築きあげてきた。セルゲイ・プロコフィエフの親しい友人であったロストロポーヴィチは、LSOのプロコフィエフの演奏に大きな影響を与えている。1991年の「生誕100周年記念音楽祭」では管弦楽曲と室内楽曲を取り上げ、ロストロポーヴィチに献呈されたチェロのフーガ作品の世界初演も行った。1993年にロストロポーヴィチはLSOと「ブリテン音楽祭」を催し、指揮者およびチェリストとして出演した。LSOとともに行った他のイヴェントには、1987年の「ロストロポーヴィチ60歳記念」シリーズや、1988年の「ショスタコーヴィチ、炎の音楽」がある。ロストロポーヴィチはチェロと指揮のいずれにおいても、ショスタコーヴィチ(彼はショスタコーヴィチの下で作曲を学んでいる)、ブリテン、プロコフィエフらの音楽の有数の解釈者のひとりと考えられている。  ロストロポーヴィチは人間と芸術の自由を擁護し、世界で最も積極的に発言を行っているひとりである。作家ソルジェニーツィンを4年間自宅にかくまった後、 1974年にロストロポーヴィチとヴィシネフスカヤは自分たちの意志でソ連を離れた。それ以来多くの時間を捧げて人道主義的努力を支援する数多くの演奏を世界中で催してきた。1990年になって16年ぶりにソ連にワシントン・ナショナル交響楽団を率いて凱旋し、ワシントンとレニングラードでコンサートを行って絶賛を浴びた。  1991年8月のクーデター発生時には、祖国への強い思いに引かれてヴィザも持たずにモスクワに飛び、ロシアの国会議事堂内や路上であの重大な日々を過ごして、国民的英雄として迎えられた。同年彼と夫人は子供の医療を改善する広範なプロジェクトを推進するヴィシネフスカヤ=ロストロポーヴィチ財団を設立した。  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチは40以上の名誉学位を持ち、30ヶ国を超える様々な国々から130以上もの主要な賞と勲章を授与されている。その中にはドイツ功労勲章、ロイヤル・フィルハーモニック協会ゴールド・メダル、レーニン賞、人権同盟の年間賞、高松宮殿下記念世界文化賞、大英帝国勲章第2位が含まれている。

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NEW RELEASE

【ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番】

2012年03月14日発売

TOGE-12113 3,000円(税込)

クラシック界、最大規模のSACDシリーズ
110年以上の歴史を誇るEMIの超名盤を結集!
全100タイトル発売決定!

EMI CLASSICS 名盤SACDシリーズ特設サイト
http://emij.jp/classicsacd/

ジュリーニらしい洗練されたカンタービレと深々としたサウンド を聴かせる伴奏に、ロストロポーヴィチのチェロは闊達な語り 口で応じていく。独奏と指揮者との相性のよさが作品から新鮮 な味わいを引き出した名演。

[SACD]収録曲一覧

1

チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 第1楽章:アレグロ

試聴

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2

チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 第2楽章:アダージョ・マ・ノン・トロッポ

試聴

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3

チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 第3楽章:フィナーレ(アレグロ・モデラート)

試聴

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4

チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33 第1部:アレグロ・ノン・トロッポ

試聴

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5

チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33 第2部:アレグレット・コン・モート

試聴

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6

チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33 第3部:アレグロ・ノン・トロッポ

試聴

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