「闇のなかに置き去りにして -BLACK に GOOD LUCK-


TOCT-24004 ¥3,059(税込)
1998.11.26発売
  1.INTERLUDE
  2.向こう側の憂鬱
  3.別離 一本の毛髪にぶらさがる記憶のように
  4.閉ざす
  5.いい感じだろう、なぁ
  6.無題
  7.愛さないの愛せないの
  8.暮らし
  9.あなた、オーライ
 10.INTERLUDE(instrumental)

浅川マキ Vocal / 土方隆行 Guitar / 渋谷 毅 Piano & Organ / 横山達治 Percussion

 → 土方隆行・レコーディング使用機材リスト



[浅川マキからのメッセージ]
Vol(I) Vol(II) Vol(III)
※これ以降のメッセージはLIVEコーナーに掲載しています。

− Vol(III) −[1998年アルバム制作]

「此処」

●新譜・「闇のなかに置き去りにして」が、ようやくに発売になりました。いまと云う
 時代のなかで、巷(ちまた)では聞くことのない、時代の流れに溶けこめそうもない、
 そんな、さりげない一枚のCDアルバム。ちょいと覗くように聴いて下されば、嬉し
 いなぁ、と思う。

●浅川マキの作品、現在店頭になくても、入手可能な作品群を、いま、あえて「此処」
 に記したい。

●ダークネス(2枚組)、(I)(II)(III)の3枚。これは、過去30年間の作品の
 中から、時間をかけて創った「浅川マキの世界」として、リマスターもし、1995
 年、1996年、1997年と、この2枚組を、新しい作品創りとして取り組んだ。
 だから、¥5,000は、高価かも知れないが、この先、若い世代、そしてむかし、
 レコードで聴いて下さった方にも、と、つまりこの3作品(2枚組)を「自選集」と
 させていただきました。

●ビデオ「幻の男たち」は、1980年の中頃に出会った、素敵な男たちの有り様が、
 随分と月日が経ったいまでも輝きを放つ、否、いま見ると、その頃の京大西部講堂、
 池袋・文芸坐の「にぎわい」が、ちっとも古びなくて、映像はゆっくりと流れていき、
 際立つ。実は、この作品も廃盤になっても当り前の状況ですが、浅川マキのライブ、
 そして出会って演奏する男たち、そんな状況を撮った[たった、ひとつだけの、オフ
 ィシャル作品]であることを、伝えたい。あとひとつは、映画(18分)で原田芳雄
 さんとの「歌手とプロデューサー」(仮題)は、オフィシャル。 ビデオ一本、映画
 (短編)一本(この映画は上映会のみ)。この二作品が、浅川マキのオフィシャルの
 映像作品である。

●そして、ジャズ演奏者の三作品、ゼロ・アワー・シリーズ。僭越にも、浅川マキプロ
 デュース・作品と、記しています。しかし、実際は、この一筋縄ではいかない稀有な
 男たちの作品。宮沢 昭、トリスタン・ホンシンガー、植松孝夫の三氏のリード・ア
 ルバム。この三作品を、どうアプローチしたら良いものかと、わたし自身の力量の無
 さに逡巡しています。現在は「再発売」¥2,000− で入手出来ることに、わた
 くし自身、嬉しく、感謝しています。

●新譜も含めて、上記作品群が、いま入手可能なことを「此処」にメッセージし、そし
 てまた、その入手するに当っては、御注文いただいてから、約10日ぐらいを待って、
 入手。そのような状況であります。ごめんね!

●ところで、1998年も暮れて行く。 30年近く、大晦日公演を続けて来たので、
 「今年もヤルのか」とのお問い合わせを、たくさん、いただいています。ありがとう!
 残念ながら、有りません。「此処」にお伝えさせていただきます。 とっても、気障
 (きざ)な表現になっちゃいますけれど、本の世界なら、休筆とでもいいましょうか、
 来年に入ったら、流れのままに、身軽な旅へと、ちょっぴりでます。

●今年の6月15日に、この贅沢な「浅川マキ・ホームページ」を開設。創って下さっ
 たこと。わたしにとっては、遠く眩しいインターネット。しかし、「此処」に送られ
 てきたメールの数々(10代から団塊の世代まで)に感動し、素敵な想いが拡がって
 行く、そんな「とき」を持つことが出来ました。
 「ほんとうに、ありがとう」
 「此処」に送られて来たメールのなかから、個性、温もり、暮らし等が見えた。
 どうか、良い日々を、と、いま、そう伝えたい。いい男たち。いい女たちへ。

                       浅川マキ(平成十年十二月十九日)