
「ショパン・ラジオ」ではショパンの名曲を、その曲にまつわるエピソードを交え、ラジオ形式でお届けいたします。
彼自身の恋愛体験や、ジョルジュ・サンドとの悲恋、また祖国ポーランドが蹂躙されることへの激しい怒りなど、ショパンはその美しい楽曲に様ざまな想いを託したといわれています。また、ショパンの死後も彼の楽曲には多くのエピソードが生まれました。
そんな、彼の想いやエピソードを紹介したナレーションとともに贈る名曲の数々。
※全5回
※ラジオ原稿:小田島久恵(音楽ライター)
※曲目解説:相原 穣(CD「永遠のショパン」より転載)
<2010/4/16公開>

<収録アルバム>
『永遠のショパン』(TOCE-56265)
『ベスト・ショパン100』(TOCE-56270)、
マルタ・アルゲリッチ『幻のショパン・レコーディング』(TOCE-90124)
マウリツィオ・ポリーニ『ショパン・リサイタル』(TOCE-90126)
『HQCDで聴く高音質ショパン』(TOCE-90123)
『生誕200年記念 ショパン・全作品エディション』(TOCE-56278)
ショパンのポロネーズの代名詞的な曲がこの「英雄ポロネーズ」。半音階の幻想的な序奏に続いて、ニックネームにふさわしい気高い主題が堂々と登場します。
<2010/4/2公開>

<収録アルバム>
『永遠のショパン』(TOCE-56265)
『ベスト・ショパン100』(TOCE-56270)
『生誕200年記念 ショパン・全作品エディション』(TOCE-56278)
作品10を締めくくるのは有名な第12番「革命」。うねるような左手にのって、右手がオクターヴで激情をぶつけます。ショパンはパリに向かう途上でロシア軍による祖国の首都ワルシャワの陥落を知り、その怒りと悲しみを曲に込めたと言われています。
<2010/3/19公開>

<収録アルバム>
『永遠のショパン』(TOCE-56265)
『ベスト・ショパン100』(TOCE-56270)
『生誕200年記念 ショパン・全作品エディション』(TOCE-56278)
ユンディ・リ『ショパン:ノクターン全集 (通常盤)』(TOCE-56296)
ユンディ・リ『ショパン:ノクターン全集 (デラックス盤)』(TOCE-90134)
この曲は名匠ロマン・ポランスキーによる映画『戦場のピアニスト』(2002)でショパンの人気曲の1つに躍り出ました。出版は死後のため遺作扱いですが、作られたのはショパン20歳の頃。婚約が破局したマリア・ヴォジンスカに別れの際に贈った音楽帖に写しが含まれていたそうです。1978年のチャイコフスキー国際コンクールの覇者、ミハイル・プレトニョフの演奏は清冽なリリシズムを香らせます。
<2010/3/5公開>

<収録アルバム>
『永遠のショパン』(TOCE-56265)
『ベスト・ショパン100』(TOCE-56270)
『生誕200年記念 ショパン・全作品エディション』(TOCE-56278)
ワルツ第6番はアンコールなどで人気の「小犬のワルツ」。自分の尻尾を追いかけてクルクル回る様子が目に浮かんできます。モデルはジョルジュ・サンドの飼っていた小犬だそうです。
<2010/2/19公開>

<収録アルバム>
『永遠のショパン』(TOCE-56265)
『ベスト・ショパン100』(TOCE-56270)
『生誕200年記念 ショパン・全作品エディション』(TOCE-56278)
甘いピアノ曲として大人気の「別れの曲」は、ショパンが全部で27曲発表した練習曲の1曲。旋律はショパン自身もこれほど美しい旋律はそれまで書いたことがないと自我自賛した折り紙付きのでき。12の練習曲作品10は友情を交わしたフランツ・リストに献呈されています。