牛牛日記

スイス旅行記 2008年9月

数えてみれば、私がスイスを訪れて今日は8日目になります。今から感じたことを書きますが、どれだけのことが書けるか分かりません。

風景が限りなく素晴らしい、とは良く言われる言葉ですが、残念ながら上海のような大都市で見える自然の景色は、無数の自動車や人々が往来する足音です。でも、ここスイスに来れば、風景は本当に素晴らしい。バスに乗り、私が何を見ているのか、当ててみてください。青空の下で、牛の群れや羊の群れが草原でゆったりと草を食べ、歩き回り、さらに遠くの青い山々と重なった姿は実に美しい! この辺りの草原はまるで牛たちや羊たちだけのもののようで、周囲には人影すらありません。ここの牛たちや羊たちはどこから来て、どこに行くのでしょうか。まさに、これが限りない大自然が織りなす美しい風景なのです! さらにバスは断崖を登り続けます。しだいに私たちのバスは高い場所まで登り、ついには霧の中に入っていきました。丁度この時、私は何も見えません。山道も見えないし、往来する車の姿も見えません。私はドライバーが誤って衝突するのではないかと本当に心配しました。まもなくバスは山の頂上に到着すると同時に、想像もつかないような光景が現れました。私たちが乗ったバスは、まるで雲の上にでもいるかのようでした。下を望むと一面の雲の海で、さらに遠くを望むと、穏やかな太陽の光が純白の雲に注がれていました。その瞬間、赤、オレンジ、黄、緑、青、藍、紫の七色がほぼ同時に現われ、私は見とれてしまいました。しばらくして、傍にいた一人が「天国というものがあるとすれば、あそこが何の心配もない天国かもしれませんね」と言うのが聞こえました。そう、ああいうところが、本当に人が死んだ後に行く場所かもしれません。そこには何の心配事も悩みもなく、痛みもなく、何もかものんびりとしていて・・・。辺り一帯の樹木に視線が遮られるまで、私はそんな思いに耽りました。あの美しい風景は、私の脳裏に永遠に刻まれることでしょう。

スイスは自然の風景が限りなく素晴らしいほかに、文化的景観も非常に面白いのです。一つ例を挙げると、上海では車を停める際に必ず長い列となりますが、ここスイスでは、どうやって車を停めると思いますか? 左側に1台、右側に2台、そして左側に再び2台・・・といった具合に順番に車が止まっているのです。ドライバーは怖くてスピードを落として運転するしかありません。左にハンドルを切ったら、すぐに右にハンドルを切ることになるので、常に緊張して運転することになります。このように車を停めるのは、ドライバーにスピードを出させないためです。まあ、実にこの方法は効果的で、標識よりも役に立っていますね。もし上海人が初めてスイスに来て車を運転すれば、間違いなく戸惑うはずです。あるいは、こうした車の停車の仕方を上海で実施すれば必ず長蛇の列となり、ドライバーが中から首を出してクラクションを鳴らし続ける、といった状況になるはずです。こうしたことからも、スイス人がいかに紳士的態度であるかが分かります。もう一つ例を挙げましょう。友人宅を訪問した時のことです。私が滞在先に戻る際、友人が車で送ってくれたのですが、あれっ、道路の両側には人が一人もいません。ずっと先の方を見てもやはり人はいませんでした。不思議に思ったので友人に聞いてみると、彼女は「この辺りは1時から6時半までは、少しも人の声は聞こえませんよ。犬の鳴き声はたまに聞こえますけどね」と答えてくれました。本当にそうでした。上海の生活に慣れてしまい、ここに来てからの生活は本当につらいものがありました。この辺りの店は朝9時半に開店し、夜6時半に閉店します。上海で、もし全ての店が同じようにしたら、市長室のテーブルには苦情の手紙でいっぱいになることでしょう。そして、市役所前には苦情を訴える人でいっぱいになることでしょう。これは、ヨーロッパにおいてクラッシック音楽家が中国より多く輩出されている一証明なのです。ヨーロッパの音楽家たちが世俗の煩わしさから逃れて、落ち着いて音楽を学ぶことができるからにほかなりません。バスがひっきりなしに「ゴー、ゴー」と行き来している様子は、ここスイス(ヨーロッパ)では全体の僅か1%にすぎません。私は、こうしたこともスイス独特の文化的景観であると思います。

スイスは歴史的文物も非常に豊富です。では、鍵を例にしてみましょう。鍵には数十種類のタイプがあります。また、真中に穴を開け、歯がない鍵もあります。鍵を開ける際には、丸くて長細い鍵しか入らないようになっています。こうしたタイプの鍵を中国で見ることはきっと珍しいでしょう。さらに、中国古代の文物と非常に似通っているものもあります。例えば、防御のために使われる銅剣がそうです。このタイプの銅剣は、中国の文物館でよく見られるものです。その他、自分では想像できない古代の文物もあります。長さが1メートル40センチぐらいで、幅が10センチほどの剣を見たのですが、解説スタッフは、その剣はかつて戦いに使われたと説明していました。まさか、そんなことがあるのでしょうか? このタイプの剣は上から下まですべて鉄で作られ、しかもかなり太いのです。昔の人はそんなに力強かったのでしょうか? あるいは本当に戦いに使用されたのかもしれません。たくさんの歴史的文物は、私の視野を広げてくれました。

今回のスイス旅行で私は多くのことを学びました。一日中演奏部屋に引き籠ってピアノの練習をしているよりも有益でした。たとえ一生懸命練習をしたとしても、単に技巧をレベルアップさせることができるだけだからです。また、ある国の作品を演奏する際には、その国の歴史について知らなければ、内容のあるものを弾くこともできません。それではピアノを弾いているのではなく、鍵盤を叩いているにすぎません。こうしたことから、私はピアノを弾く全ての子供たちに対して、一日中部屋に籠って練習するくらいなら、時間を見つけて博物館に行くことを勧めます。

スイス旅行記:続編 2008年9月

世界的に有名なライン川(ラインの滝)には、多くの観光客が訪れています。その滝の勢いには、本当に圧倒されます。

私は、幸運にも9月26日にラインの滝を見物することができました。滝からはだいぶ遠くでしたが、激しい滝の音が聞こえてきました。滝に近づくにしたがい、その音はますます大きくなりました。川の水は轟々と音を立てて流れ、高いところから水が流れ落ちる様子は、あたかも千軍万馬が駆け抜けるかのようで、ものすごい勢いでした。こうした情景を一言で言うならば、まさに「飛流直下三千尺、疑うらくは是れ銀河の九天より落つるかと」でしょう。辺りには水蒸気が立ち込め、太陽の光に照らされ、七色の虹が現れました。初めは半分だけ照らされていましたが、徐々に全体が照らされるようになり、次第にアーチ型の「橋」が空中に掛けられたのです。そう、これこそ私が待ち望んでいた虹の橋でした。私は狂わんばかりに喜び、大声で「虹、虹だあ!」と叫んだので、かなりの注目の的となりました。私はそれを気にすることもなく父親のもとに駆け寄ると、父親の首に掛けてあったカメラを外し、岸辺に向かって走り、ひたすらシャッターを押し続けました。この美しい七色の橋を残しておきたいと思ったからです。ずっと期待していたものに出会えれば、誰でも嬉しくて仕方ないでしょう?

今回のスイス旅行は、ラインの滝が終止符となりました。今回の旅行を通じて、私は多くのことを学びました。まさに「万巻の書を読むは、万里の路を行くに如かず」です。

あの晩、私はなかなか寝付けませんでした/古琴を聴く2008年11月

あなたは、これまでに古琴のライブ演奏を聴いたことがありますか?古琴のあの素朴で、遥か遠くから聞こえてくるような音色にじっくりと耳を傾ければ、その中に格別な味わいを感じ取ることになるかもしれません。

数日前、何おじさんが私たちを「大可堂」茶館の古琴演奏に連れて行ってくれると母から聞き、私は嬉しくて飛び上ってしまいました。すでに夜の9時を過ぎており、「ヒュー、ヒュー」と木の葉に吹き付ける秋風は木の葉は踊らせ、それはまるでその時の私の喜びの心の内を表しているようでした。茶館に到着し、有名な李祥霆教授と1250年もの歴史を有する古琴ー「九霄環佩」を見て、私はすっかり興奮してしまいました。しかし、その興奮は李教授の指先から流れ出た最初の音を聞いてすぐに、そのとりこへと変わっていきました。「酒狂」の演奏では、私は大詩人李白が酒に酔った後、おもむくままに筆を取ってしたためた有名な詩の一句、「杯を挙げて明月を邀え、影に対して三人と成る」の世界に入ったかのようでした。また、「梅花三弄」の演奏は、寒い冬の明け方、蠟梅が寒風の中で毅然として立っている様子を思い起こさせ、それがどれだけ力強く、どれだけ心が揺さぶられることでしょう。「流水」の演奏を聴いた時には、小川から弧を描くように水が流れ出す様子がたちまち眼の前に広がり、場内は盛り上がり、その勢いは最後まで続きました。李教授の巧みな演奏は私に生き生きとした一情景を思い起こさせ、気持ちを和やかで幸せにさせるものでした・・・・これを見れば、あなたもきっと私と同じような思いに耽るかもしれませんね。でも焦らないでください。まだ続きがあるのです。李教授は、その場で私が出したテーマを即興で演奏すると言いました。私は李教授をわざと困らせてやろうと思い、「それじゃ、『テーブル』をテーマにしてお願いします」と答えました。あろうことか、李教授はすぐに、「テーブルや机は人によってその意義が違います。字を書く場合に机が必要になるし、古琴を弾く場合にも、古琴をテーブルの上に置く必要があります。古代の諸葛孔明が兵法を論じる場合でさえ机は欠かせないものでした」と話したのです。李教授は目を閉じて少し考え込んだ後、演奏しながら詩を吟じ始めました。それはとても味わい深いもので、私は心から敬服しました。

あの晩、私はなかなか寝付けませんでした。ベッドの上で何度も寝返りを打ちましたが、頭の中からあの晩の古琴の音色は消えませんでした。西洋音楽は優美でエネルギッシュで、一度聴けば気持ちは高まりますが、聴き終わるとさらによい音を求めるようになりますね。しかし、古琴の音は違います。500年前の作品を一度聴いただけで理解することができるでしょうか?古琴の音の美しさは、そわそわして落ち着きのない気持ちを安らかな気持ちにし、一層精神を集中させることができる点にあります(私は突然、聖厳法師の書にある言葉、『精神を集中させることは、精神を向上させる助けとなる』を思い出しました)。こういう時、辺りに良い香りを放つプーアール茶を味わい、静かな部屋に腰を下ろし、古琴の深くて勢いの漲る音に静かに耳を傾けることができれば、自然に崇敬の気持ちが沸き起こってくるでしょう。古琴の音色は、毎晩聴き続けても味わい尽くせないものなのです。

あの晩、私は自分に一つ願をかけました。それは、いつか自分が弾くピアノと李教授の古琴との合奏を行ないたいということです。実現すれば、きっと人々を一層魅了するものになることでしょう。

日本旅行記2009年8月7日

「日出づる国」と称されている日本には、他の所と違うものがあるのでしょうか? 読者には、きっとそうした好奇心があると思います。では、私があなたの「ガイド」を務めることにしましょう。

実際のところ、日本に行くのは私も初めてなのです。よく言われる言葉に、「第一印象が一番重要」とありますが、私にとっての日本人の第一印象は、「楽観的で礼儀正しく、素養があり、仕事熱心で勤勉、そして想像していたような恐ろしい人たちではなかった」といったものです。私が最も意外に感じたのは、日本人の楽観的性格と仕事に対する熱心さでした。まずは楽観的性格からお話しましょう。私はこれまで日本人が癇癪を起しているところを見たことがありません。信じてほしいのですが、少なくとも私が接した日本人の中で、一人としていらだちの表情や焦りの気持ちを露わにする人はいませんでした。日本人はいつも小声で会話をし、常に相手の立場にたって話をします。大都市の生活に慣れてしまった私にとっては、これは非常に驚きでした。次に、日本人の仕事に対する熱心さについてですが、私はある時、いつも何時頃に仕事を終わるのか彼らに聞いてみたところ、彼らは穏やかにこう答えました。「だいたい夜12時です。たまに早朝の4時、5時になることもありますが、もし急ぎの仕事が重なれば徹夜して家に帰らずに、朝の6時、7時まで仕事をしてから椅子に座って少し休み、9時には通常通り仕事を始めることもあります」。これには私は驚きました。また、私がさらに驚いたのは、上司が残業した場合には、休暇がつくと言っても実際には一度も休暇を取らない上、残業代すらつかない場合もあるということでした。それでも日本人は笑顔で仕事をしています。これには私もすっかり感動してしまいました。日本はどうして面積が小さい小国なのに、米国に次ぐ経済大国になることができたのでしょうか?中国の人口は13億で世界一なのに、なぜ発展途上国にしかなれなかったのでしょうか?こうした問題はすべて、生活に対する態度と関係しています。一般的な例を挙げてみましょう。張さんと李さんが出会いました。張さんが李さんに「最近、どうですか?」と聞くと、李さんは「くたくただよ。毎日夜遅くまで残業はあるし、給料も少ないし」と答えます。すると張さんも「そうだね。私たちは本当についてないよ!」と口を合わせます。こうした会話は中国では別に目新しいものではないでしょう。しかし、日本人は本当に楽観的です。彼らはすべてを素晴らしいものとして受け止め、不平不満を抱いたりしていないのです。そこに差が生じ、日本が経済大国となることができたのも不思議なことではないのです。

さらに私を驚かせたのが、日本のお金です。紙幣で額面が一番大きいのは「1万円」で、一番小さいのは「1000円」です。硬貨には額面の種類が多くあり、1円のもあれば、50円、100円、500円のもあります。100円硬貨の大きさは中国の1元硬貨と大体同じですし、1円硬貨は中国の1元硬貨の4分の1の大きさしかありません。さらに、日本の硬貨には真中に丸い穴の開いた種類もあります。それがいくらの硬貨だったかは忘れてしまいましたが、とにかく中国の古銭によく似ています。いかがですか?驚いたでしょう。しかし日本人からすれば、こうしたことは当たり前のことなのです。なぜなら日本の品物で100円以下のものは非常に少なく、ほとんどが300円、500円、700円はします。少し上の品物となれば1000円、3000円、5000円はします。日本で私が3時間、ピアノを習ったら、どれくらいお金がかかるか当ててみてください。言ったら驚くでしょうね。だいたい1万円、つまり人民元で700元くらいになります。幸いなことに中国の人民元は日本円の15倍ですから、さもなければ、私はもう日本に行こうとは思いません。

日本人には私が面白いと感じさせ、また粛然として襟を正させるものに、お辞儀があります。日本人は「ありがとうございます」と言う際に、腰を直角にしてお辞儀をします。普段については言うまでもありません。電話を受ければ「ハイ」を連発し、頭も下げます。「ハイ」という言葉を言うたびに頭を下げるのです。私は日本人の頭には何か特殊な機能でもあるのではないかと本気で疑いました。このように5秒置きに頭を下げていたら、目が回ってしまうでしょう?しかし、別の角度から言えば、私は日本人に対して粛然として襟を正す思いになります。こうしたことは、日本人が良い素養を持っていることを示しているのでないでしょうか?例えば、二人が言い争いをし、その内の一人が「ごめんなさい、私が間違っていました」と言いながら頭を下げたとします。そうすれば、どんな問題も解決できると私は思います。日本人のこうした生活の隅々に、彼らの教養が表れているのです。

日本人の文化的な面についてたくさん話をしたので、今度は日本の自然環境について話させて下さい。これから話すことは本当ですよ。日本の芝生は緑の絨毯を敷き詰めたようで、近づいて触ってみて初めてそれが本物の芝生であることが分かります。その平坦な「緑の絨毯」の上に横になって青い空を見上げると、気分は最高です。あるいは、芝生がそれぐらい平らだと言う方が信じられるでしょう。でも、もし樹木についても同じだと言ったら、信じられないでしょうね。でも、どれも本当のことなのです。日本の樹木はアニメの中に出てくる樹木のようです。木の幹はまっすぐで木の葉も十分生い茂るように剪定され、全体のバランスが良く、太陽の光も遮られてしまう。雨が降れば、この「緑の傘」は雨を遮ってくれる。また酷暑の時期には、この「緑の傘」が耐え難い太陽の光を遮ってくれる。中国のある地域の樹木は、まばらに存在し、雨水も簡単に降りかかってくる。太陽の光もなんなく降り注いでくる。あっ、やっぱり言わない方が良かったかな。それに、ずっと日本にいたい気持ちになってきました。

そうそう、重要な日本の特色の一つについて触れるのを忘れていました。それは家賃が高いことです。上海の場合、6、70平方メートルの部屋の家賃は一番高くても4000元ですが、日本では30平方メートルの部屋の家賃が9万円で、人民元で6、7000元に相当します。60平方メートルの部屋の場合、家賃は13万円余りになり、人民元で1万元程になりますから、恐ろしい!さらに恐ろしいこともあります。まず大家さんには二カ月分の礼金に加えて、二カ月分の敷金と二カ月分の家賃を支払う必要があります。例えば、3000元の部屋を借りるとしましょう。その場合、あなたは二カ月分の家賃、つまり6000元に礼金二カ月分の6000元、敷金二カ月分の6000元の合計18000元を大家さんに前払いして初めて二カ月住むことができるようになるのです。そういうわけで、日本人は部屋を選ぶ時はとても慎重です。部屋を借りる場合、必ず二カ月続けて借りなければならず、ひと月だけ借りることはできません。ここまで私の話を聞いて、自分が日本に生まれなくて良かったと思っていらっしゃることでしょう。でも、日本の良い面だけを見れば、そういう気持ちにもならないと思います。どのようなことにも良い面と悪い面があるのですね。

もちろん、日本の最も目立つところはと言えば、その経済力です。簡単なタクシーの例をとって言いましょう。タクシーのクラスはすべて、トヨタ以上です。経済がなぜそれほど強いのかについてはすでに話したので、ここでは繰り返しません。

日本は本当に面白い国です。今回、初めて日本を訪れて、私は視野を広げることができました。やはりこの言葉に尽きます。「万巻の書を読むは、万里の路を行くに如かず」。

日本旅行記(続編)2009年8月7日

東京にあるディズニーランドについては、きっと皆さんもすでに良くご存知のことでしょう。忙しい仕事の合間を縫って、筆者は幸運にもディズニーランドを楽しむことができました。

東京のディズニーランドは香港のディズニーランドよりも大きく、白雪姫の宮殿がディズニーランド全体の中心となっています。皆さんに、ディズニーランドのスリリングなアトラクション施設を紹介しましょう。一つ目は、ビッグサンダーマウンテン。最初はゆっくりと山を登り、突然加速した後、乗り物全体は傾斜しながら、真っ暗な洞窟や先の見えない小洞窟の中に突進していきます。乗り物はこの洞窟の中で縦横無尽に突き進みますが、これはまだ、それほどスリリングなうちには入りません。もっとスリリングなのが、次に皆さんに紹介するアトラクションのスプラッシュマウンテンです。最初に暗い洞窟の中に進み、2度急速にスロープを下りますが、いずれも50度より低い角度で、まず2回は驚くことになるでしょう。それからさらに先に進むと、前方に一筋の光明が差していることにだんだんと気付きます。そこに何か危険が待ち受けていると思うでしょうが、まさか、そこが80度の大スロープになっていることは知らないでしょう。あなたは全く何も知らないのですから。全身から絶叫して初めて、自分の面白い表情が一台の高画素カメラで撮影されていることに気付くのです。もちろん、タオルを用意することも忘れないように。注意しないと全身がびしょびしょに濡れてしまいます(アトラクション全体が水の中にあるため)。最後に、皆さんにお勧めしたいアトラクションがあります。そして、このアトラクションが最もスリリングなものとなっています。それは、スペースマウンテン。乗り物に乗った後、それがあなたをどんどん上空へと連れていってくれます。その後、突然急降下して、急速に左に旋回したり、右に旋回したりします。また、突然スロープを急降下したり、急上昇したりします。周囲にはキラキラと星が輝いています(もちろん作り物ですが)。こうしてあなたは、宇宙に飛び立った感覚を味わうことになるのです。気分を悪くして吐きそうになった頃に終点に到着することになりますが、あなたはもう動けなくなっているはずです。スタミナに自信があれば、もちろん2度、3度楽しむこともできますが、2度乗れば、どっちが東でどっちが西か分からなくなると思います。

もちろん、時間があれば、夜10時のディズニーランドの終了時刻まで過ごすのが一番良いでしょう。なぜなら、夜7時半頃にとても面白いパレードがあるからです。ドナルドダック、ミッキーマウスなどのたくさんのディズニーの人気キャラクターが登場するので、ディズニーの人気キャラクターをよく知らない人でも、この機会に満喫することができます。

これは単なる遊びですから、何かを得るということはできません。勉強家のあなたは、そうしたことには興味がないかもしれません。それでも私は、適切な休養や遊びは絶対に必要だと思います。私は、遊びを学んでこそ優れた社会人となることができると信じています。