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<コメント訳> コンニチワ!ステイシー・ケントです。 ブルーノート・レコードの新しいアーティストよ。新しいアルバム『市街電車で朝食を』をリリースしました。聴いて楽しんでもらえるとうれしいわ。 早くまたツアーで日本に戻ってきたいわ。 ![]() ![]() |
97年のレコード・デビュー以来、日本でも高い人気を誇る白人女性ヴォーカリスト、ステイシー・ケントが、今年 仏 ブルーノート・レコードと契約。キュートな歌声と知性が渾然一体となった彼女の作品は、これまでも世界各国で大きな話題を呼んできたが、その最新作が、ジャズのNo.1レーベルより世界発売されることになった。
ステイシー:「ブル−ノートは私の感性にぴったりのレーベル。子供のころから憧れていた夢のレーベルなの。ブルーノートと契約することができて初めて、ステフィ・グラフがマルチナ・ナブラチロワと初めて対戦する時どういう気持ちでテニスコートに足を踏み入れたのかが何となく分かったような気がするわ。それぐらい私はブルーノートとこのレーベルに所属している偉大なアーティストたちに深い尊敬の念を抱いているの。」
ニュー・アルバムには、彼女にとっては初めて、オリジナル曲が収録された。タイトル曲を含め、4曲のオリジナル 作品の歌詞を書いているのは、イギリスの権威ある文学賞であるブッカー賞とウィットブレッド賞を共に受賞している日系英国人作家のカズオ・イシグロ。ステイシーとイシグロの付き合いは2002年に、BBCのラジオ音楽番組「デザート・アイランド・ディスクス」で、番組出演中のイシグロが、ステイシーの曲『 They Can’t Take That Away From Me』をリクエストしたときから始まった。
ステイシー:「カズオが書いてくれた歌詞はショートストーリーのような形になっていて、従来の歌の形式にはとらわれていないの。その上にジム(今作のプロデューサーであり彼女の夫)がそれぞれの歌詞が醸し出す独特のムードに合う見事なメロディーをのせてくれた。私は彼らが作り出した音楽の世界に完全にノックアウトされたわ。」
オリジナル曲とともに、今回レコーディングされたカヴァー曲の選曲にも彼女のセンスが光る。
コロラド山中での充電期間に思いついたという、スティーヴィー・ニックス作「ランドスライド」のカヴァー、ステイシーの好きな映画、クロード・ルルーシュ監督「男と女」に使われた「サンバ・サラヴァ」は、フランスでのファースト・シングルとなる。「ハート・ハーテッド・ハンナ」はエラ・フィッツジェラルドが映画「ピート・ケリーズ・ブルース」の中で歌った曲。学生時代をパリで過ごしたステイシーは、このアルバムでは「何でもないこと」「雨の季節」2曲のゲンズブールの作品を取り上げている。ちなみに、2003年に発表した旧作『The Boy Next Door』は、フランスで大ヒットし ゴールド・ディスクを獲得している。