THIS IS JAZZ

レーベル紹介 ※下記、レーベルロゴを押していただくと紹介をご覧になることができます。
  • BLUE NOTE
  • リヴァーサイド
  • プレスティッジ
  • サヴォイ
  • ベツレヘム
  • キャピトル
  • エマーシー
  • パシフィック・ジャズ
  • リバティ
  • ヴァーブ
  • デッカ・ジャズ
  • イントロ
  • アトランティック
ブルーノート
BLUE NOTEジャズ専門のマイナー・レーベルから出発して、もっとも成功をおさめたブルーノートは1939年、アルフレッド・ライオンによって設立された。録音アーティストを徹底して黒人ミュージシャンに絞り、ガッツあふれるパワフルなサウンドとともに強烈なイメージを打ち出していったブルーノート。ハード・バップ〜ファンキー・ブームを築きあげ、60年代以降の新しいジャズも先導していった名門中の名門レーベルである。
プレスティッジ
プレスティッジモダン・ジャズの名門レーベルの一角を担ったプレスティッジは1949年、ニューヨークのレコード店“ジャズ・レコード・コーナー”のオーナーだったボブ・ワインストックによって設立された。その胎動期から一貫して黒人プレイヤーを軸とするハード・バップを積極的に録音して、ソニー・ロリンズやマイルス・デイヴィスをはじめとする個性的な名プレイヤーを多く育てあげ、50年代ジャズ界にあって屈指の名門レーベルとなった。
ベツレヘム
ベツレヘムR&B専門のレコード会社だったキングの子会社として1954年にスタートをきったベツレヘムには、マニア好みの渋い作品が多い。プロデュースを担当したのは、初期はクリード・テイラーで、のちにテディ・チャールスなども参加している。そのチャールスが制作した「レフト・アローン」は、本国アメリカよりもわが国で大ヒットした名盤。ヴォーカルでもクリス・コナーやメル・トーメなど、聴くべき作品が多い。
エマーシー
エマーシーマーキュリー・レコードのジャズ部門として50年代半ばに作られたエマーシーは、若くして夭折してしまった天才トランペッター、クリフォード・ブラウンの絶頂期の名演のほとんどを録音したレーベルとして、いまなおジャズ史にその名をとどめている。プロデュースをおこなったのは、のちにタイム、メインストリームなどの作品を制作することになるボブ・シャッドである。
リバティ
リバティ1950年代半ばに設立されたリバティ・レコードは、ジャズ専門のレーベルではなかったが、ジュリー・ロンドンを専属シンガーに迎えて多くの名アルバムを世に送り出している。同時にロック作品を含むポピュラー音楽のレーベルとしてもエディ・コクラン、ボビー・ヴィーをはじめとするスターを多く輩出した。現在はEMIの傘下に入っている。
デッカ・ジャズ
デッカ・ジャズ1934年に設立されたデッカは、トラディショナルなジャズを語るときに欠かすことのできない、老舗のメジャー・レーベル。発足直後からルイ・アームストロングの名演をはじめ、スイング・ジャズの歴史的名演を多く世に送り出してきた。その後も伝統を感じさせるジャズ録音を多くおこなっている。のちにデッカ・ジャズとしてMCA(現在はユニバーサル・ミュージック)に統合されている。
アトランティック
アトランティック1947年にR&B専門のマイナーとしてスタートしたアトランティックがジャズに力を入れるようになったのは、創業者アーメッド・アーティガンの弟、ネスヒ・アーティガンがスタッフに加わった55年頃からのことである。黒人、白人の区別なく、良質の作品を多く手がけており、MJQ、チャールス・ミンガス、そしてジョン・コルトレーンといったスター・プレイヤーたちの作品は、いまなお多くのファンに聴き継がれている。
リヴァーサイド
リヴァーサイド“レコード・チェンジャー”という雑誌の編集に携わっていたオリン・キープニューズが、古いジャズの原盤をLP化してリリースしたのが、リヴァーサイド・レーベルの始まりである。50年代中頃からはモダン・ジャズの新録音が主流になり、ビル・エヴァンス、キャノンボール・アダレイらのレコーディングがファンのあいだで大きな話題をあつめるとともに、メインストリーム・ジャズの名レーベルとしての地位を確立していった。
サヴォイ
サヴォイ美術の愛好家としても知られていたハーマン・ルビンスキーによって作られたサヴォイは、40年代半ばにチャーリー・パーカーを筆頭とするビ・バップを多く録音した。モダン・ジャズ・ファンに親しまれるようになったのはオジー・カデナがプロデュースに参加するようになってからで、カーティス・フラー「ブルースエット」などの人気作によって、ファンには忘れることのできないレーベルになっている。
キャピトル
キャピトルロサンゼルスに本拠を置くキャピトル・レコードは、ジャズの専門会社ではなかったものの、1942年の創設時の副社長に売れっ子ソング・ライターのジョニー・マーサーがいたことから、すぐにナット・キング・コールを専属歌手に迎えるなどして、ポピュラー・レーベルとして大成功をおさめた。ジャズ的にみても、多くの名ビッグ・バンドの吹き込みをはじめ、西海岸ジャズを語るには忘れることのできないレーベルになっている。
パシフィック・ジャズ
パシフィック・ジャズロサンゼルスにあったクラブ“ヘイグ”のスタッフだったリチャード・ボックが1952年、店に出演していたジェリー・マリガン〜チェット・ベイカー・カルテットの演奏を録音してリリースしたのが、パシフィック・ジャズ(当時はワールド・パシフィック)の始まりとされる。名実ともに50年代のウェスト・コースト・ジャズを象徴する名門レーベルである。
ヴァーブ
ヴァーブヴァーブが設立されたのは1957年のことだが、その前身としてクレフ(51年)〜ノーグラン(54年)があり、さらにプロデューサーのノーマン・グランツがマーキュリーのプロデューサーだった時代の所有原盤を含めると、その歴史は44年にまでさかのぼる。徹底したスター主義と多作主義を貫いたグランツ。70年代に入ってからは、一時MGMに渡っていた音源を買い戻し、自身のパブロ・レーベルから再リリースをおこなっている。
イントロ
イントロ50年代の半ば、アメリカ西海岸にはいくつもの注目すべきマイナー・レーベルが生まれ、すぐに消えていってしまったが、R&Bレーベルとして知られるアラジンの子会社として出来たイントロも、そのようなもののひとつ。ここにはアート・ペッパーの大名盤「モダン・アート」があり、この一枚の作品によってイントロは、いまなおファンの間にその名をとどめている。現在はアラジンの権利を含めてEMIグループが所有している。

『THIS IS JAZZ ベスト&グレイテスト Vol.2』で新たに加わったレーベル

ルーレット
アトランティックジョージ・ゴールドナーとモーリス・レヴィーによって1956年に設立されたレーベルで、ジャズだけでなくポピュラーなヒット作をいくつも放っている。しかしレヴィーがニューヨークの有名なクラブ“バードランド”に深く関わっていたことから、クラブでのライブをはじめ、サラ・ヴォーン、カウント・ベイシーなど、このクラブによく出演していた大物アーティストの作品が多くのこされていて、こよなくファンに愛されるレーベルとなっている。
ヴォルテックス / Vortex
アトランティックの傍系として60年代半ばに設立された、ジャズの専門レーベルである。プロデュースに当たったのはアトランティックで成功をおさめたハービー・マンで、フレッシュかつユニークな才能をもった若手プレイヤーに発表の機会を与え、彼らを世に送り出していった。チック・コリアやキース・ジャレットの初リーダー・アルバムがここに残されているというのも、マンの確かな見識とプロデュース能力を示してみせたものであるだろう。
CTI
インパルスやヴァーブ、A&Mといったレーベルで輝かしい実績をおさめた名プロデューサー、クリード・テイラーが、みずからの手で69年に設立したのがCTI(クリード・テイラー・インコーポレイテッド)である。ジャズ・アーティストの個性を生かしながらも、より親しみやすくポップな感覚をもった耳あたりの良い響きは“CTIサウンド”として、70〜80年代のファンに幅広く受け入れられるとともに、ジャズ界に大きな旋風を巻き起こしたものである。
コロンビア
最古参のメジャー・カンパニーだったコロンビアのカタログはきわめて多岐にわたっていて、ジャズではデューク・エリントン、ベニー・グッドマン、ビリー・ホリデイをはじめ、キラ星のごときスターたちの名演を世に送り出した。1938年に放送局CBSの傘下となり、現在はソニー・ミュージック・エンタテインメント・グループのレーベルになっている。モダン・ジャズ・ファンには、何といってもマイルス・デイヴィスの一連のレコーディングがよく知られている。
オーケー / Okeh
初期のジャズを語るときに欠かすことのできない“Okeh”は、ドイツ・オデオンのアメリカでの窓口だったオットー・K・E・ハイネマンの頭文字をとって1918年に設立された、重要なインディーズ・レーベルである。“Okeh”はルイ・アームストロング、シドニー・ベシェ、マミー・スミスをはじめ、数えきれないほどのジャズ、ブルースの巨人たちの演奏を次々に録音していった。20年代末からはコロムビア・レコードの傘下に入っている。